職業図鑑

【体験談】HSPが営業で辛いのは当然?向いてないと感じるのは甘えじゃない

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営業がしんどいのは自分が弱いからなのかな

HSPって営業に向いてないの?

辞めたいけど、甘えだと思われそうで怖い

もし今、こんな気持ちを抱えながら毎日ノルマに向き合っているなら、まず伝えたいことがあります。

HSPが営業で辛いと感じるのは、決して甘えではありません。

僕自身、営業ノルマに追われながら「もう無理かも」と本気で思ったことがあります。

数字が足りない焦り、断られ続ける消耗、納得しきれない商品を勧める葛藤。

頑張っているはずなのに、どこか心が削られていきました。

この記事では、HSPが営業で「つらい」「向いてない」と感じる理由を整理しました。

そのうえで、営業を続ける場合の対処法と、辞めるか迷ったときの考え方まで具体的に解説します。

この記事を読むことで「自分がダメなんじゃなかった」と整理できるようになります。

そして、続けるにせよ離れるにせよ、次の一歩をどう踏み出せばいいかが見えてきます。

結論から言うと、成績第一主義の営業は、基本的にHSPに向いていません。

ただし、だからといって今すぐ逃げるか耐えるかの二択で考える必要もありません。

まずは、つらさの正体を言語化すること。

そこから、自分に合う働き方を選び直せばいいのです。

HSPの僕が営業ノルマで「もう無理かも」と思った話【体験談】

落ち込む女性

月末でした。

日報を送った直後、上司からLINE。

「数字とるためにどういうこと考えてる?」

池田
シンプルだけど、こういうのが一番効くんですよね。

僕はすぐに「なにか考えます」と返信。

数字を取りたくないわけじゃない。

むしろ取りたい。

評価も上げたいし、怒られたくもない。

池田
サボりたいわけでは無いんですよね。

ただ、問題はやり方でした。

  • 知らないコミュニティに飛び込む
  • 自腹で見込み客の店に通う
  • アポなし訪問を繰り返す

こんな方法しか思いつかなかったんです。

できないわけじゃない。 やろうと思えばたぶんやれる。

池田
でも、これやり続けるのはあまりにしんどいな。

こう思っていたんです。

でも思いつくのは、もう少し無理する案ばかり。

それを続けた未来が、なんとなく想像できてしまったんですよね。

怒られた、というよりは 「まだ足りないよね?」と静かに言われた感覚。

その夜、正直に思いました。

池田
明日、仕事行きたくないな……

今振り返ると、あの気持ちにはちゃんと理由がありました。

次は、その「削られる正体」が何だったのかを整理していきます。

HSPが営業で「辛い・しんどい」と感じやすい理由8つ

スマホをいじる人

体験談はあくまで一例です。

一方で、営業という仕事の構造を分解してみると、HSPが削られやすいポイントはある程度共通しています。

  • クレーム対応が多い
  • 納得できない商品も売らなきゃならない
  • ノルマと競争の世界
  • 顧客都合最優先でスケジュールが乱れやすい
  • 断られるのが当たり前
  • 怒られている人が多く、社内の空気感が悪い
  • 電話対応が多い
  • 相手の要望に応えようとしすぎる

中でも特に削られるのが、

「クレーム対応」「納得できない商品を売る場面」です。

ここは少しだけ深掘りします。

クレーム対応が多い

営業は顧客との窓口になるポジションです。

そのため、クレーム発生時はまず最初に受け止めなければなりません。

これは、クレームの原因が自分ではなくても同じです。

例えば、

  • 商品の不具合
  • 納期の遅れ
  • サポート部署の対応ミス
  • 価格変更への不満

これらは、どれだけ自分が気をつけていても防ぎきれないものばかり。

それでも、矢面に立つのは営業です。

納得できない商品も売らなければならない

営業は成果が求められる仕事です。

ときには、自分が納得できない商品やプランも提案しなければなりません。

「本当にこれで相手のためになるのかな」と思いながら提案する時間は、想像以上に重いものです。

人を騙しているわけではないのに、どこか騙しているような感覚になってしまう。

自分に嘘をついている気持ちになる。

その結果、

「売れてもつらい。 売れなくてもつらい。」

という状態になります。

数字が取れれば評価はされますが、心の中にはモヤモヤが残る。

逆に売れなければ「努力が足りない」と言われる。

池田
これ、どっちに転んでも地味に削られていくやつなんですよね

HSPが営業に向いてないと感じるのは「本音と建前の葛藤」があるから

天秤

「本当は、全部伝えて、納得した人だけに買ってほしい」

「でも、伝えすぎると売れない」

この矛盾が、HSPにとって営業を難しくします。

営業は「売る仕事」です。

一方で、HSPは「ちゃんと納得してもらうこと」を優先したいタイプでもあります。

池田
ここに価値観のズレが生まれます。

HSPは未来のトラブルまで想定して動くので、

「これ後からクレームにならないかな」

「ここちゃんと説明しないとあとで怒られるかも」

このような、起きるか分からない問題まで先回りしてしまうのは、HSPのあるあるです。

本音では、

  • デメリットも全部伝えたい
  • リスクも隠したくない

けれど営業としては、押しの強さや少しの強引さが求められる場面も多い。

その結果、売らなきゃいけないのに、売るのは怖いという葛藤を抱えることになります。

この「本音と建前の葛藤」こそが、営業をしんどくさせる大きな要因のひとつです。

HSPは営業に本当に向いてない?実は活かせる強みもある

  • 納得感のある商品ならむしろ強い
  • 傾聴力の高さで、信頼を勝ち取りやすい。

それぞれ解説します。

納得感のある商品ならむしろ強い

本当に「良い」と思えている商品なら、HSPはむしろ強いです。

嘘が苦手だからこそ、言葉に熱が乗ります。

池田
本音で伝えている雰囲気が相手にも伝わり、結果的に購入につながることも少なくありませんでした。

傾聴力の高さで、信頼を勝ち取りやすい

相手の話を丁寧に聞き、要望を整理する力はHSPの強みです。

その結果、本当に必要な商品を提案できるので信頼関係を築きやすく、太く長い関係につなげることができます。

HSPが営業で「辛い」と感じたときの対処法4選

  • 人の言葉を使って、自分事感を抑える
  • 感覚ではなく「事実」を元に伝える
  • 商品知識を網羅的に身につける
  • 相性の良い営業スタイルを見つける

それぞれ解説します。

人の言葉を使って、自分事感を抑える

消耗を減らす方法のひとつが「型や言葉を借りる」ことです。

例えば、営業の基本的な型である、

「課題を整理する → 共感する → 解決策を提示する」

という流れに沿って話す。

加えて、

「多くのお客様がここを不安に感じます」

「実はこの部分に疑問を持たれる方が多いのですが…」

といった、実際に使われているフレーズをそのまま借りる。

池田
成績が良い営業マンを真似るのが一番良いですね

つまり、自分の価値観をぶつけるのではなく、成果が出ている仕組みや言葉を使うということです。

こうして「半機械的」にセールスすることで、自分が押している感覚が薄れ、罪悪感もやわらぎます。

感覚ではなく「事実」を元に伝える

感情論で押そうとすると、都合の良いことだけを強調しているような感覚になります。

すると、

「少し盛っているかもしれない」

「言い切りすぎかもしれない」という違和感が生まれやすい。

一方で、事実にフォーカスして伝えると、その「嘘っぽさ」はなくなります。

例えば、

「購入後に良かったという声をたくさんいただいています」

という言い方はやや感覚寄り。

一方で、

「購入後アンケートで最も満足度が高い商品です」

と伝えれば、事実ベースになります。

事実をそのまま伝えているだけなので、自分に嘘をついている感覚にはなりません。

その結果、自信を持って伝えられるようになり、罪悪感も生まれにくくなります。

商品知識を網羅的に身につける

「分からないことを聞かれたらどうしよう」

「よく理解してない商品を売るのは不誠実じゃないか…」

このような不安は、強く押せない大きな要因です。

商品知識を網羅的に身につけておけば、良い点も悪い点も誠実に伝えらます。

誠実さはHSPの大きな強みであり、同時に心を守る防具にもなるのです。

相性の良い営業スタイルを見つける

営業にもいろいろなスタイルがあります。

例えば、

  • 納得感のある商品に特化する
  • 既存顧客中心のルート営業
  • 問い合わせ対応が中心の反響営業

このあたりは、HSPでも比較的無理なく続けやすいスタイルです。

逆に、

  • 飛び込みの訪問営業
  • 新規開拓ばかりの営業

このような「押しの強さ」が常に求められる環境では、HSPは消耗しやすい傾向があります。

自分が営業のどの部分で削られているのかを見極めること。

そのうえで、適所を目指す。

それだけでも、しんどさは大きく変わります。

HSPが営業を辞めたいと思ったときに考えてほしいこと

まず伝えたいのは、営業がきつくて辞めることは逃げではないということです。

世の中には、きついから辞めるのは甘えだという空気があります。

転職して所得が下がることも、どこか負けのように扱われがちです。

でも、本当にそうでしょうか。

仮に所得が少し下がったとしても、

  • 転職によってストレスが減り、毎週の休日を心から楽しめるようになった
  • 家族と笑って話せる時間が増えた
  • 夜に仕事のことを考えずに眠れるようになった

これは本当に逃げなのでしょうか。

僕はむしろ、それは自分に合う環境を選び直したという意味で、立派なステップアップだと思っています。

営業という仕事は、常に数字と比較の世界です。

その環境が合わないと感じるのは、能力不足ではなく、価値観や特性とのミスマッチである可能性が高い。

HSPは刺激や対立に敏感だからこそ、無理な環境では消耗しやすいのです。

消耗し続ける場所にとどまることだけが正解ではありません。

ただ一方で、今すぐ辞められない事情がある人も多いはず。

生活の不安や家族のことを考えれば、簡単には決断できない。

だからこそ、辞めるか耐えるかの二択ではなく、もうひとつの選択肢を考えることも大切になります。

「退職準備」という第3の選択肢もある

辞めると決めなくてもいい。

でも、準備を始めるだけで心は少し前を向きます。

僕も退職を目指して副業に取り組んでいますが、まだ辞めることはできていません。

それでも、行動しているという事実が自信になりました。

求人を見て未来を具体化することで、安心感も生まれました。

そして、辞める前提を持つことで、会社に媚びずに向き合えるようにもなりました。

池田
無理な頼み事にたいして断る勇気を持てたのが、なにより大きいです

退職準備は逃げではありません。

選択肢を増やし、心を守るための行動です。

その結果「もう少し続けてみよう」と思えることもあります。

池田
逃げ道があるって思えただけで、不思議と心に余裕が生まれたんですよね。

HSPが営業以外で向いてる仕事の探し方

ここまで読んで、

「じゃあ自分は何に向いているの?」

そう思ったかもしれません。

僕が大事にしている考え方はシンプル。

向いている仕事を探すより、まず「苦手を避ける」ことです。

HSPは、合わない環境にいると一気に消耗します。

だからこそ、

  • 強い成果主義の環境
  • 対立や緊張感が常にある職種
  • 感情の矢面に立つポジション
  • 押しの強さや自己主張が求められる仕事

こうした要素をできるだけ削っていく。

すると、不思議と「安心して続けられそうな仕事」が残ってきます。

適職は、才能探しというより「消耗しない条件探し」に近い。

池田
僕自身も、自分の苦手を言語化していく中で、選べる道が少しずつ見えてきました。

営業が辛いのは、あなたが弱いからではありません。

環境と相性の問題です。

だからこそ、自分に合わない要素を減らしていく。

その先に、無理せず続けられる働き方があります。

もし、自分の苦手をうまく整理できなければ、僕が作った診断も参考にしてみてください。

HSPの苦手を整理する適職診断はこちら

まとめ

まとめ

HSPにとって営業は、もっとも消耗しやすい仕事のひとつです。

  • クレーム対応
  • ノルマ競争
  • 本音と建前の葛藤

こうした環境は、どうしても心を削りやすい。

だからといって、

「今すぐ辞めるか」「無理して続けるか」

この二択で考える必要はありません。

辞める準備を始める。

この第3の選択肢があってもいい。

準備をするだけで、視野が広がり、心に余裕が生まれます。

そしてその余裕が、あなたにとって納得のいく判断につながります。

退職準備の形は人それぞれです。

僕は副業で収入の柱を増やす道を選びました。

もし営業以外の道を具体的に考えたいなら、

HSPにおすすめの副業まとめはこちら

も参考にしてみてください。

あなたが弱いのではありません。

環境との相性を見直すだけで、働き方は変えられます。

  • この記事を書いた人
池田洋平

池田洋平

内向型HSPで転職経験3回。 HSPがストレスフリーに生きるための、仕事との向き合い方について発信。 HSPと仕事に関するお役立ち情報をXで毎日発信しています! ⬇ポチッとフォローお願いします!

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