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HSPに事務職は向いていない?職場環境を変えましょう

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HSPに事務職は向いていない?職場環境を変えましょう

HSPに事務職って向いてない?

今の職場がつらいのはHSPと事務職の相性が悪いから?

この記事ではこのような疑問を解決していきます。

結論から言うと、HSPと事務職が相性が良いです。

今の仕事がつらいのであれば「職種」よりも「職場環境」に問題があるかもしれません。

詳しく解説していきますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。

この記事を読んで分かること

  • HSPが事務職に向いている理由
  • HSPに向いていない事務職の特徴
  • HSPが事務職がつらいと感じた時の対処法

筆者、内向型HSP池田洋平のプロフィールはこちらから

HSPが事務職に向いている理由5つ

HSPが事務職に向いている理由5つ

HSPが事務職に向いている理由は以下のようなものがあります。

  • 多くのコミュニケーションを必要としない
  • ミスに気がつける
  • ノルマがない
  • 静かな環境であることが多い
  • 仕事のペースをコントロールしやすい

それぞれ解説します。

多くのコミュニケーションを必要としない

事務職の仕事は主にパソコンを使った作業になるでしょう。

事務職で必要なコミュニケーションは作業の確認や報告がほとんどで、作業しながらのコミュニケーションが必要となる場面は少ないです。

例えば接客業などでは、顧客とのコミュニケーションが必須ですし、従業員同士での連携も常時必要になります。

それに比べ事務職は、人とのコミュニケーションは少なくすみます。

間違いに気がつける

HSPの注意力・洞察力の高さは事務職に活きてきます。

一般的な事務職での仕事はスピードよりも正確性が重要視されるため、ミスが少なく完璧主義なHSPは相性が良いです。

ノルマがない

一般的に事務職は「間接部門」と呼ばれ、利益を作る部署のサポート役という位置づけです。

そのため販売ノルマなどはなく、過度なプレッシャーにさらされることは少ないでしょう。

プレッシャーに弱いHSPにとっては、働きやすい環境と言えます。

静かな環境であることが多い

HSPは音や光など五感に対する刺激に敏感です。

主にオフィスでのパソコン作業が中心となる事務職では、このような刺激が少ない環境で働くことが出来ます。

仕事のペースをコントロールしやすい

複数の仕事を任せられることはありますが、そのペース配分はある程度自分の裁量で決められます。

例えば接客業などでは顧客ペースが最優先になるので、ひっきりなしに仕事の優先順位が変わります。

そのため、計画通りに仕事を進めていくことが難しいです。

それに比べ事務職では、自分の立てたスケジュールを乱されることが少なく、マイペースに業務を進めていけます。

HSPに向いていない事務職の特徴

HSPに向いていない事務職の特徴
事務職って案外HSPと相性が良いんだね。

じゃあ今の職場がつらいのは、単純に私の問題?

確かにHSPと事務職は相性の良い要素が多いですが、そうではない部分も当然あります。

苦手要素が多い職場環境では、ストレスを感じてしまうのは仕方がないです。

HSPに向いていない事務職の特徴を解説していきますね!

池田

刺激が多い

五感に対する刺激に敏感なHSPは、刺激が多い環境ではストレスを抱えがちです。

オフィスでのパソコン作業が中心となる事務職では、音や光の刺激に悩まされることは少ないでしょう。

その他でHSPにとって刺激となる要素では

  • 体臭や香水、芳香剤などの匂い
  • 同僚の雑談や怒号などの

などがありますね。

特に人間関係の悪い職場では、同僚の機嫌に気を使いすぎてしまい疲弊していくHSPは多いです。

このような環境は自分の力で改善することが難しく、気がつけば消耗しきっているなんてこともあります。

マルチタスクが求められる

一般事務の業務内容一例

  • 書類のファイリングや管理
  • 書類作成
  • データ入力
  • 電話・来客対応 など

このように事務職は仕事の幅が広いです。

例えば人数の少ない職場だと、ひとりあたりの割り振りが増え、常にマルチタスクが求められることになります。

ひとつひとつを丁寧に完遂したいHSPにとっては、マルチタスクをこなしていくのがつらいと感じるでしょう。

電話対応や来客が多い

電話対応や受付業務を苦手とするHSPは多いです。

自然と相手を気遣うことのできるHSPは、慎重に言葉を選んでしまい、反射的に言葉を返すことが苦手だからと言われています。

また、電話対応や来客はすぐに対応する必要があるため、作業ペースを乱されるのもストレスの原因になります。

事務職の中で輝くHSPの強みとは

事務職の中で輝くHSPの強みとは

HSPの持つ特性の中で、特に事務職と相性が良いものは以下の2つです。

  • 注意力と洞察力
  • 人や環境への気配り

注意力と洞察力

正確性が重要視される事務職において、ミスの少ない確実な業務を得意とするHSPは重宝されるでしょう。

HSPの注意力と洞察力の高さは、ものごとの「違和感」を見抜くことに長け、穴のないシステム作り・ミスのない確実な仕事に真価を発揮します。

人や環境への気配り

人の感情を読み取ることが上手なHSPは気配り上手で、人間関係のバランサーとしても優秀です。

皆が使いやすいようなオフィス環境の改善なども得意です。

HSPが事務職が辛いと感じた時の対処法10選

HSPが事務職が辛いと感じた時の対処法10選
池田
少しの工夫でストレスを軽減でき場合もあります。

まずは簡単なことから実践してみてください。

  1. ひとつづつ片付ける
  2. 自分の近くに植物を置く
  3. 人の仕事はやらない
  4. 環境整備をお願いする
  5. 人に頼る
  6. 失敗しても責めない
  7. 自己肯定感を上げる
  8. 副業を始める
  9. 通勤を快適にする
  10. 転職エージェントに相談する

ひとつづつ片付ける

複数の仕事を同時に頼まれたとしても、結局手動かせる手は2本だけです。

それぞれの期限を確認し、優先順位をつけて作業スケジュールを組みましょう。

時間ごとに細かく分けてスケジューリングするのも効果的です。

今はこの作業をする時間と区切りを持つことで、集中して取り組めます。

近くに植物を設置する

感受性の高いHSPは、植物から癒やし効果を受け取れます。

緑という色自体にも癒やし効果があり、これはカウンセリングルームなどでも取り入れられる手法です。

人の仕事はやらない

おひとよしで断ることが苦手なHSPは人に仕事を押し付けられがち。

  • 本当に困っているのか
  • 本当に自分がやるべきなのか

これらを考え、時には断る勇気を持ちましょう。

環境整備をお願いする

雑音や匂いの刺激が強い場合は、思い切って環境整備をお願いしてみるのもありです。

芳香剤を変えてもらったり、席を変えてもらうくらいであれば、対応してもらえる可能性は十分あります。

でもなんだか言いづらいな……

言い出しづらい気持ちはよくわかります。

しかし、結果的に業務効率があがるのであれはWin-Winです。

「会社のため」思考を切り替えて相談してみましょう!

池田

人に頼る

責任感が強く、完璧主義なHSPはひとりで全てをこなそうとしがち。

しかし、人の手を借りることで仕事がスムーズに進むことは多々あります。

考えてみてください。あなたも多くの仕事を引き受けていませんか?

あなたも人に頼っていいんです。

業務が効率よく進むことは、あなたにも会社にも有益です。

ミスしても責めない

ミスをしてしまっても、自分を責めず反省だけしましょう。

完璧主義なHSPなので、ミスを全て自分の責任と捉えがち。

しかし、どんな仕事でも全ての責任があなたにあるわけではありません。

あなたに仕事を割り振った上司の判断ミスでもあるんですから。

次に活かせるよう反省だけはしっかりとし、上司と連帯責任と割り切って前に進みましょう。

自己肯定感を上げる

自己肯定感を上げると、以下のようなメリットがあります。

  • 頼み事をしやすくなる
  • ミスを引きづらなくなる
  • NOが言えるようになる

自己肯定感を上げるって、具体的にどうするの?

自己肯定感を上げる方法はさまざまありますが、ここでは資格の取得をおすすめします。

特に、仕事に活かせる資格を取得するのが効率的です。

HSPにおすすめの資格は以下の記事に詳しくまとめています。

副業を始める

本業以外で収入を持つことで、今の職場にしがみつく必要性が薄れ、楽な気持ちで仕事に取り組めるようになります。

お金の余裕は心の余裕に直結します。

副業が軌道にのればもっと気楽に働ける職場を選ぶこともできますし、独立することだって夢ではありません。

当然副業をするには、それ相応の時間と労力が必要です。

しかし、それ以上に得られるものがあります。

HSPにおすすめの副業は以下の記事に詳しくまとめているので、確認してみてください。

通勤を快適にする

人混みが苦手なHSPは、通勤ラッシュでエネルギーを奪われ、出社した頃にはすでに疲労困憊なんて人も。

通勤の疲れを軽減できれば、集中力の維持が期待でき、作業効率も上がっていきます。

通勤を快適にする具体的な方法には以下のようなものがあるので、可能なものから取り入れてみてください。

  • 早起きして通勤時間をズラす
  • イヤホン、マスクなどで五感を閉じる
  • フレックス制度を利用する
  • 自然の多い道を選ぶ

転職エージェントに相談してみる

転職エージェントは、無料で転職に関わるさまざまなサポートをしてくれるサービスです。

ここでおすすめするのは事務職に特化した転職エージェント。

特化型の転職エージェントは業界に対する知識が深く、より的確なアドバイスに期待できます。

あなたの現状を伝えることで

  • 業界自体が合わないのか
  • 今の職場が合わないのか

これらを導き出す手助けとなるでしょう。

事務職特化の転職エージェントはこちら

特徴や評判などの詳しい内容は以下の記事にまとめています。

池田
そもそも転職エージェントってどんなサービス?という方はこちらの記事をどうぞ。
合わせて読みたい

HSPに向いている他の職種

HSPに向いている他の職種

もし他業種への転職を検討するなら、以下のHSPに向いてる仕事の特徴を参考に、自己分析してみてください。

あなたにマッチした仕事を探す手助けとなります。

向いている仕事の特徴理由
自己完結型の仕事他者とのコミュニケーションを必要としない
ルーティーンが多い仕事考えすぎる特性を抑えられる
ノマドワーク集中しやすい環境を選べる
フリーランス(個人事業主)ストレスを避けた仕事を選べる
IT、Web関連他者とのコミュニケーションが少ない
精密さを求められる仕事問題点の発見能力が有効に作用
自分のペースで進められる仕事心の余裕を確保できる
【注意】HSPに向いていない仕事とは【心が壊れる前に知っておくこと】

HSPに向いている具体的な職種

・Webライター
・動画編集者
・時間、場所を選ばない
・ひとりで仕事を完結できる
・ブロガー・時間、場所を選ばず、納期の縛りもない
・収益化までに時間がかかる
・必ず収益かできるとは限らない
・プログラマー
・イラストレーター
・Webデザイナー
・フリーランスを目指せる
・スキルの習得に時間が必要
・ひとりで仕事が完結できる
・工場のライン作業・正確性重視の仕事
・ルーティーンが多い
・YouTuber・収益化のハードルが高い
・収入が安定しない
・可能性は無限大
・税理士
・会計士
・司法書士
・行政書士
・正確性が最重要視される
・資格の取得が必須で高難度
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まとめ

まとめ

HSPと事務職は相性が良いです。理由は以下のとおり。

  • 多くのコミュニケーションを必要としない
  • ミスに気がつける
  • ノルマがない
  • 静かな環境であることが多い
  • 仕事のペースをコントロールしやすい

今の仕事がつらいと感じるのは、職種よりも職場環境がマッチしていないかもしれません。

HSPが事務職が辛いと感じた時の対処法10選を実践してみてください。

転職を検討するのなら、一度事務職特化の転職エージェントに相談してみましょう。

業界が合わないのか、職場が合わないのかをを導き出す手助けになるでしょう。

  • この記事を書いた人
池田洋平

池田洋平

内向型HSPで転職経験3回。 HSPがストレスフリーに生きるための、仕事との向き合い方について発信。 HSPと仕事に関するお役立ち情報をXで毎日発信しています! ⬇ポチッとフォローお願いします!

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