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HSPと清掃員は相性良し!給料や具体的な仕事内容も解説【注意点もあり】

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HSPと清掃員の相性ってどう?

清掃員はどのくらい稼げる?

アルバイトと正社員の仕事内容の違いはある?

この記事ではこのような疑問に答えていきます。

筆者は内向型HSPの特性を持ち、3度の転職を経験しました。

この経験からHSPがストレスなく働く方法を深く考えるようになり、毎日発信を続けています。

結論から言うと、HSPと清掃員は相性が良いですが、高所得を目指すのは難しい職業です。

相性の良さには、ひとりで作業する時間が長い、ルーティーンワークが多いなどが理由に挙げられますが注意点もあります。

人生において転職は大きな決断です。

清掃員について理解を深めることにより転職失敗のリスクを軽減できるので、ぜひ最後まで読み進めてください。

HSPと清掃員の相性・注意点

相性の良いところ注意点
・ひとりの時間が長い
・ルーティーンワークが多い
・人に監視されない
・ノウハウを身に着けて独立を目指せる
・求められた以上の成果を返せる
・売上ノルマがない
・体力勝負な面がある
・時間に追われる場合がある
・早朝や深夜の勤務がある
・最低限のコミュニケーションは必要
・連携が大事になる場合がある
・清掃以外の仕事もある
・高所得は得づらい
・覚えることが多い
・身だしなみに気を使う

それぞれ解説します。

ひとりの時間が長い

清掃員の仕事はひとりで動く時間が長いので、人に対して余計な気を使う必要がありません。

オフィスビルやショッピングモールなどの清掃員は、ほとんどがひとりで作業をしていますよね。

ただし、ホテル清掃など一部ペアで動くのが前提の職場もあるので注意しましょう。

ルーティーンワークが多い

ルーティーンワークを得意とするHSPは多いです。

繰り返しの作業を正確にこなし、さらに効率化していくことも得意なので、HSPはルーティーンワークとの相性は抜群です。

業務効率化ができれば「考える時間」を減らすことにも繋がるので、心をリフレッシュさせる余裕も生まれてきます。

人に監視されない

人に見られていると緊張してしまい、本来の能力が発揮できないというHSPは多いです。

「上手くやらなくては……」

「失敗するところを見せられない……」

このようなプレッシャーを感じずに働いていけるのは大きなメリットですね。

職場によっては、施設を利用している人の目には触れますが、仕事を監視されているわけではないので問題にはならないでしょう。

ノウハウを身に着けて独立を目指せる

清掃のノウハウを身につければ、フリーランスなどで独立開業することも可能です。

ビルや公共施設などの仕事を受注していくのはハードルが高いですが、ハウスクリーニングなどは個人で経営している事業者も多いです。

フリーランスはHSPにとってかなり働きやすい環境なので、目指す価値は十分にあります。

HSPが独立を目指すメリットは以下の記事にまとめていますので、合わせて確認しましょう。

求められた以上の成果を返せる

HSPの「細かな変化に気づく」能力は、清掃作業と相性抜群です。

普通の人では見落としてしまいそうな汚れも、HSPの敏感センサーが「違和感あり」と半自動的に反応してくれます。

求められている以上の「清潔で整った空間」を作ることはHSPにとって難しいことではありません。

売上ノルマがない

HSPが仕事で疲弊する大きな要因のひとつに「ノルマに対するプレッシャー」があります。

「決められた時間内に仕事を終わらせなければならない」という意味ではノルマがあるものの、売上や成果に対するノルマはありません。

体力勝負な面がある

清掃員の仕事は長時間体を動かし、重いものを運んだりする必要があるので体力勝負な面があります。

体に負担の少ない姿勢を意識したり、日常的に運動を心がけるなど、体のケアを怠らないようにしましょう。

時間に追われる場合がある

清掃の仕事はオフィスや施設が閉まっている時間に行われる場合も多いので、決められた時間までに終わらせることが必須になります。

例えば繁忙期のホテルなどは利用者が多い分清掃する部屋の数が増えますが、次のお客さんが来る時間は決まっているので遅れるわけにはいきません。

時間的余裕のなさはHSPの焦りを生んでしまいます。

ただし、ルーティーンと効率化が得意でもあるので、繁忙期に向けた準備を怠らなければ大きな問題にはならないでしょう。

早朝や深夜の勤務がある

清掃業務は人のいない時間に行われる場合が多いので、勤務時間が早朝や深夜になることがあります。

池田
自分が働いていた銭湯では、深夜2時ころから清掃を始めていました。

これはデメリットとも言えますが、周囲の騒音や人とのやり取りが最小限で抑えられるというメリットでもあります。

もちろん全ての職場がこのような時間というわけではないので、自分にあった時間帯を選んでいきましょう。

最低限のコミュニケーションは必要

清掃業務は施設が営業している時間帯に行われることもあります。

24時間営業のスーパーや、大型ショッピングモールなどで見かけることが多いですね。

当然施設を利用している人がいるわけなので、最低限の挨拶や声がけなどは必要になります。

何も喋らず無愛想に過ごしてしまうと、最悪クライアントからクレームが入ることも考えられるので注意しましょう。

連携が大事な職場もある

特に繁忙期のホテルの客室清掃などがこれにあたります。

限られた時間の中で効率よく業務を進める必要があるので、役割分担や進捗確認などの連携をとらなければなりません。

このような職場環境は多くのHSPが苦手とする可能性が高いので、配属先の確認は事前にしっかりと行いましょう。

清掃以外の仕事もある

正社員として清掃員で働く場合、清掃以外の業務を与えられる場合が多いです。

具体的には

  • 清掃計画の立案
  • パート人材の管理育成

などの管理業務です。

清掃業界で所得を増やしていくためには、避けては通れぬ業務になってきます。

人材管理を特に苦手とするHSPの人は注意しておきましょう。

池田
パートさんとは一定の距離感を保つのが大事です!

「仕事上の関係」と割り切ってしまうと楽に考えられますよ。

高所得は得づらい

清掃員の平均年収は278.4万円(厚生労働省jobtag

日本人の平均年収は458万(国税庁令和4年分民間給与実態統計調査)なので、大きく下回ります。

毎月の給料の分布を見ても、30万を超える割合は全体の5%程度しかいなく、高所得を目指していくのには不向きな職業です。

ただし、HSPにとって精神面での安定を得やすい仕事ではあるので、副業と掛け合わせて収入を伸ばす方法がおすすめです。

覚えることが多い

清掃員として働いていくには以下のような内容を覚える必要があります。

  • 清掃手順
  • 清掃道具や機材などの使用方法・メンテナンス方法
  • 洗剤や薬剤の知識
  • 清掃箇所ごとの注意点(材質と薬剤の相性など)
  • 施設ごとのルール

ただし、一度覚えてしまえばあとはルーティーン作業なので、難しい作業ではなくなるでしょう。

身だしなみに気を使う

施設を綺麗に整える人間が、だらしのない身だしなみをするわけにはいきません。

特に利用客がいる中での清掃の場合は、施設の品位にまで影響を与えてしまいます。

服装の清潔さ、髪や爪などの身だしなみは日頃から清潔感を意識していきましょう。

清掃員の給料

厚生労働省jobtagによると、清掃員の平均年収は278.4万円です。

日本の労働者の平均所得は458万円(国税庁令和4年分民間給与実態統計調査)なので、平均を大きく下回ることになります。

これは、非正規雇用の割合が81.5%と高いことが影響していると考えられ、正社員に限定すると年収300~400万程度とも言われています。

実際の求人情報(令和6年11月調べ)

サービス名詳細
ハローワーク・求人数539件(正社員に限定)
・初任給は16万~20万程度が相場
リクルートエージェント・求人数70件
・年収400万を超える募集が多数
・マネージメント業務が中心
「清掃員」で検索した結果を元に掲載

清掃員の仕事の特徴

人との関わりの多さ★★★☆☆
未経験からの難易度★☆☆☆☆
仕事の自己完結度★★★★☆
平均年収★☆☆☆☆
残業時間数★☆☆☆☆
業務の時間的切迫度★★★★☆
ルーティーンワークの比率★★★★★

清掃員の仕事内容

清掃員の仕事内容はほとんどが清掃作業です。

ただし、正社員の場合は清掃作業に加え、人材管理や清掃工程の策定なども業務に含まれてくる場合が多いです。

配属先によっては、ポリッシャーと呼ばれる床清掃器具や高圧洗浄機などの大型器具を使用する場合もあります。

池田
自分が働いていた銭湯でも、大型器具は複数使用されていました。

清掃員は未経験から目指せる?必要な学歴・資格

清掃員を目指すのに、必要な学歴や実務経験はありません。

実際に働いている人の学歴分布を見てみると、学歴不明を除いた高卒以下の割合は68.3%。

また、業務に就くにあたり実務経験が必要かというアンケートの結果を見ると「一ヶ月未満」と答えた割合は94.3%でした。

一方で、取得することでキャリアアップを目指すことが可能な国家資格はあるので、以下に紹介します。

資格名受験資格
ビルクーニング技能士受験する等級、所持資格により異なる
建築物環境衛生管理技術者実務経験2年以上
清掃作業監督者ビルクリーニング技能士1級を所持

清掃員の今後の需要

清掃の仕事は景気の影響を受けにくいため、常に一定の需要がある業界です。

人が集まるところには必ず清掃作業が必要になるので、今後も安定した雇用が見込まれています。

清掃員はこんな人におすすめ

  • ライフワークバランスを大切にしたい人
  • 副業をしている人
  • 細かいことに気がつける人
  • ルーティーンワークが苦にならない人

清掃員の仕事は残業が少ないので、ライフワークバランスを重視している人や、副業をしている人におすすめです。

特に、在宅でできるWeb系の副業は体力面とのバランスを取りやすいので相性がいいでしょう。

また、早朝や深夜の勤務の場合では選べる副業の幅も広がっていきます。

合わせて読みたい

清掃員の転職におすすめのサービス

リクルートエージェント

サービス名リクルートエージェント
対象年代全年齢
対象地域全国
掲載ジャンル網羅的
公式ページhttps://www.r-agent.com/
特徴求人数業界ナンバーワン
成約実績業界ナンバーワン
・転職サービス、ツールが豊富
池田
清掃員の仕事は平均的に所得が低いので、他業種も視野にいれた職探しがおすすめです。

リクルートエージェントは求人数業界NO.1で、幅広いジャンルの仕事を紹介してもらえます。

ハローワーク

サービス名ハローワーク
対象年代全年齢
対象地域全国
掲載ジャンル網羅的
公式ページhttps://www.hellowork.mhlw.go.jp/index.html

まとめ

まとめ

清掃員の仕事は以下の理由からHSPと相性が良いです。

  • ひとりの時間が長い
  • ルーティーンワークが多い
  • 人に監視されない
  • ノウハウを身に着けて独立を目指せる
  • 求められた以上の成果を返せる
  • 売上ノルマがない

就業するのに必要な資格や学歴もなく、未経験からでも安心して働くことができます。

清掃員としてキャリアップしていきたい人は、国家資格の取得がおすすめです。

資格名受験資格
ビルクーニング技能士受験する等級、所持資格により異なる
建築物環境衛生管理技術者実務経験2年以上
清掃作業監督者ビルクリーニング技能士1級を所持

ただし、平均所得は低い職業なので、他業種も視野にいれながらの転職活動をおすすめします。

HSPの自分に適した仕事の探し方を詳しく知りたい方は、以下の記事を読んでみてくださいね。

理想の働き方を見つけ出し、ストレスフリーな毎日を手に入れましょう。

  • この記事を書いた人
池田洋平

池田洋平

内向型HSPで転職経験3回。 HSPがストレスフリーに生きるための、仕事との向き合い方について発信。 HSPと仕事に関するお役立ち情報をXで毎日発信しています! ⬇ポチッとフォローお願いします!

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