HSPってWebライターに向いているの?
今の会社を辞めたいんだけど、どのくらい稼げるの?
未経験からWebライターで稼げるようになるにはどうしたらいいの?
こんにちは。
HSP×Webライターの池田洋平です。
HSP気質があることから会社員があわず、現在はWebライターとして活動しています。
Webライティング実務士とWebライター検定3級を取得しました。
結論から言うと、HSPとWebライターは相性がいいです。
人間関係に悩まされ、3度の転職をしてきた自身の経験も交えて解説していきます。
目次
HSPがWebライターに向いている理由
HSPはWebライターに向いています。
Webライターと相性の良い特性として、以下の2つがあげられます。
- 深い情報処理能力
- 共感力の高さ
それぞれ解説します。
深い情報処理能力
Webライターと切っては切れない関係にあるのがSEO。
情報を深くまで処理するHSPの特性は、SEOライティングに効果的です。
SEOとはGoogle検索で上位表示されるようにするための施策のことで、常にSEOを意識したライティングが必要不可欠です。
- なぜこのワードで検索をしたのか?
- 検索をした結果読者は何を得たいのか
このような、読者の検索意図・ニーズを的確にとらえた記事は、Googleから良質な記事と評価され、検索結果の上位表示につながります。
HSPの情報処理の深さは、限られた情報の中からこれらを推測していく過程で大きな力となるでしょう。
共感力の高さ
HSPは他者との心の境界線が薄く、感情の共感力が高いと言われています。
読者の人物像や背景を想像し、心の共感がもてるHSPは読者の心にささる文章を書けると言えます。
HSP×Webライターのメリット・デメリット
HSPがWebライターとして活動していくうえでの、メリットデメリットについて解説していきます。
それぞれ解説します。
仕事量をコントロールできる
一般的にWebライターはフリーランスとして活動していくことが多いです。
フリーランス最大の利点は仕事量を自分でコントロールできること。
落ち着いてこなしていける仕事量を自分でコントロールすることで、安定した仕事環境を維持することができます。
会社に属していると、上司や先輩からの指示を期日を意識しながらこなしていく必要がありますよね。
HSPにとってこの作業の連続は、メンタルが疲弊する一因となりえます。
わずらわしい人間関係は必要最低限に抑えられる
Webライターの仕事はチームワークを必要としない、自己完結型の仕事です。
もちろんクライアントとの最低限のやり取りは発生しますが、その多くはメールやチャットなどテキストのみで完結します。
zoomなどのアプリを使ったWebミーティングが必要になる場合もありますが、実際に対面で行うミーティングに比べ心理的ハードルは低いでしょう。
それでも難しいと感じた際は、Webミーティングを必要としない案件を探せばいいのです。
Webライターの仕事は、自分で選べるのです。
仕事の場所を選ばない
HSPは音や光などの刺激に弱い人が多いです。
自分の仕事場所を自由に選べない会社員は、同じフロアで仕事する同僚の雑談やタイピング音など、集中をそがれるケースも少なくないでしょう。
それに比べWebライターの仕事は、好きな時間・好きな場所を選べます。
日中の日常音を避け、静かな深夜に仕事をしても良し。
お気に入りのカフェで仕事をしても良し。
天気が悪ければ外出を避け、一日自宅で仕事をすることも自由です。
自分のお気に入りの場所を探しながら仕事をしていくのも、Webライターの仕事を楽しむ要因になりえますね。
営業活動が必須
フリーランスのWebライターに営業活動は必須です。
基本的に黙って仕事が舞い込んでくるようなことはないです。
しかし、先に解説した通りWebライターのやり取りの多くはテキストのみで交わされます。
クラウドソーシングやSNSなどを利用した営業活動がほとんどで、飛び込みで企業の門を叩くような営業に比べ、はるかに心理的ハードルは低いです。
単価交渉が必要
Webライターの多くは文字単価という単位で報酬を得ます。
たとえば文字単価1円、3000文字の記事執筆という案件だった場合
「1円×3000文字=3000円」がこの案件での報酬となります。
この文字単価を上げる交渉が単価交渉です。
①実績を積む
②単価交渉を行う
③交渉がまとまらなければ別の案件に応募
これを繰り返していかなければ、いつまでたっても稼げるWebライターにはなれません。
しかし、自己評価の低いHSPはこの単価交渉が苦手です。
執筆した記事の検索順位や、閲覧数などの「実績」を準備して、交渉の心理的ハードルを下げましょう。
収入が安定しない
Webライターの仕事は完全出来高制です。
多くの仕事をこなせば収入は増えますが、稼働が減れば収入も減ります。
また、クライアントによって支払いのタイミングも様々で、案件毎に即入金される場合もあれば、月末〆月末払いなど、入金までの時間が最長2ヶ月程空く場合もあります。
イレギュラーが苦手なHSPにとって収入の不安定さはネックになりますよね。
しかしその反面、HSPはリスク管理が得意です。
先を見据えた資金管理をすることで、計画的で安定した生活を送っていくことは難しくないでしょう。
雇われという道もある
多くのWebライターはフリーランスで活動していますが、会社に属した「雇われWebライター」という道もあります。
収入が安定している分、生活面での不安は解消されますが、多くの制約や対人コミュニケーションも必須となってくるでしょう。
自分が感じる社会でのストレスポイントや、今の生活環境と照らし合わせ選択肢のひとつとして考えることもいいかもしれません。
HSP×Webライターは食べていける?
HSPがWebライターの収入を軸にして、生活をしていくことは可能です。
今この記事を読んでいるあなたは、ストレスの多い現環境から開放され、のびのびと生きていきたいと考えているでしょう。
Webライターとしてストレスのない生活を目指すにあたり、2つの選択肢があります。
①副業Webライターとして収入を補う
ひとつめは副業Webライターとして、本業の収入を補っていく方法です。
HSPが社会で抱えるストレスは、立場や責任が重くなるにつれ増えていきます。
役職が上がればそれだけたくさんの人間に気を使わなければいけないですし、責任の重い仕事は自己評価の低いHSPにとっては重荷となります。
ストレスの少ない仕事に転職し、足りない収入をWebライターで補うことができれば、給与の低さがネックで敬遠していた仕事にも視野を広げられます。
この方法は、本業を含む総稼働時間が増えてしまうことがネックとなりますが「独立はリスクがあって怖い」と考える方にはおすすめの方法です。
②フリーランスのWebライターとして独立する
ふたつめの方法は、フリーランスのWebライターとして独立する方法です。
実際にWebライターとして生計を立てている方は大勢います。
人により作業時間や、専業・副業などの要素があるため、一概に「これくらい稼げる」とは言えませんが、X(旧Twitter)で検索してみるとたくさんのWebライターのリアルが覗けるので参考にしてみてください。
また、Webライターのスキルは他のWeb職にも通じます。
例えば……
- ブロガー
- アフィリエイター
- YouTuber
ブロガーはイメージが湧くけど、アフィリエイターやYouTuberも目指せるの?
アフィリエイターは言わば「何かを売る」仕事。
Webライターでセールスライティングを身につけることで、知識を転用することができます。
YouTuberは、実際に動画の台本作成をWebライターに外注している場合は多いです。
Webライターという仕事にこだわらず、様々なジャンルに幅を広げていくことでリスクを分散し、生活を支えていくことは難しくありません。
具体的な収入例
ここからは具体的な収入例について解説していきます。
自分の生活環境と照らし合わせ、目指すべきラインの参考にしてみてください。
副業ライター
●本業収入(時給1000円として算出)
1日8時間×週5日×4週 ⇒ 合計160時間=16万円
◆副業収入(字速1000字、文字単価2円で算出)
(1日2時間×週5日)+ 休日10時間 ⇒ 合計80時間=16万円
★総稼働時間240時間 ⇒ 総収入32万円
独立ライター
1日8時間×週5日×4週(字速1000字、文字単価2円で算出)
★総稼働時間160時間 ⇒ 総収入32万円
いかがでしょうか?
実際の収入例をご覧いただくことで、Webライターとして生活していける実感がわいてくるかと思います。
ここで初めて「字速」という言葉が出てきました。
Webライターとしての収入を左右する大事な要素ですので、こちらについても解説していきます。
字速とは
字速とは記事を書き上げるスピードのことを指します。
ここで注意していただきたいのが、字速というのは単純なタイピング速度や、文章を書くだけのスピードではないということ。
Webライターの仕事にはリサーチや記事構成作業が必須です。
例えば5000字の記事を書き上げるために、リサーチに2時間、記事構成に1時間、執筆に2時間かかったとします。
合計5時間で5000字の記事を書き上げたので、字速1000字ということになります。
つまり、字速×文字単価=時給となり、これに稼働時間をかけることで大まかな収入計算の目安とすることができます。
Webライターかけだしのころは、単価の高い案件にはなかなかありつけません。
稼働時間を増やす・字速をあげるトレーニングをするなどして文字単価の低さを補っていきましょう。
Webライター未経験からの始め方
Webライターが生活していける仕事だということは分かったけれど、具体的に何をどうはじめればいいの?
記事みたいな文章なんて書いたことないけど、それでも大丈夫?
Webライターの必需品を準備する
Webライターを始めるにあたり必要なものは以下の3つ。
- パソコン
- ネット環境
- 折れない心
それぞれについて解説していきます。
パソコン
Webライターにパソコンは必須です。
とはいえ、ハイスペックなパソコンが必要なわけではなく以下のソフトウェアが使えればとりあえずはOKです。
- Word(Googleドキュメント)
- Excel(Googleスプレッドシート)
- WordPress
上記のソフトウェアはスマホでも一通り使用することはできますが、操作性は圧倒的にパソコンのほうが良いです。
安価なパソコンでも十分に仕事をこなしていけるので、パソコンは必ず用意しましょう。
もちろんすでに所有しているものがあればそちらを使用すれば大丈夫です。
1年半使ってますが、不便したことは無いです。
将来的に動画編集などを絡めた仕事を受注していく場合は、多少スペックの高いパソコンが必要になりますが、それはまだ先の話し。
まずは安価なパソコンで始めるのがオススメです。
ネット環境
ライターと言うと、文章を書くことが主な仕事というイメージがあるかと思います。
しかし、実際は文章を書くばかりではありません。
競合記事のリサーチや、情報分析のためのツールの使用など、インターネットを利用する場面は多々あります。
仕事の受注やクライアントとのやりとりにもネット環境は必須です。
スマホのテザリングを使用する方法もありますが、パソコン用に作られたWebページはスマホに比べ通信量が多くなる傾向にありますので、使用する際は通信制限にも十分注意しましょう。
自宅にネット回線が無い方はぷらすWi-Fiをおすすめします。
契約期間の縛りがなく、毎月容量の変更ができるので比較的気軽に契約できます。
◆解約金なし・契約期間縛りなしのモバイルWiFi◆【ぷらすWiFi】でもう縛られない 100GB 3,380円/月(税込)など、業界最安級。折れない心
当たり前のことではありますが、もっとも大事な要素といっても過言ではないでしょう。
本業を持ちながらの勉強、仕事は時間の捻出が一番の課題となります。
時間を捻出するということは、娯楽の時間を削っていくということ。
かけだしの頃は単価の安い案件も多く、時給換算300円なんてこともざらです。
多くの時間を浪費して得られる収入が少なければ、心が折れてしまいそうになることもあるでしょう。
しかし、しっかりとした知識と技術を身につけた先には、あなたの目指すストレスのない生活が待っています。
通信講座・スクールを利用する
ここからは具体的な勉強方法について解説していきます。
多くの方は、今まで記事のような文章を書いてきたことはないでしょう。
そんな方には通信講座やスクールを利用することをおすすめします。
文章の基礎からクライアントに対するマナーなど、Webライターとして活動していくのに必要な内容が学習できます。
自分に投資をするのはモチベーションの維持にも効果的です。
以下におすすめのサービスを紹介します。
WritingHacks
サービス名 | WritingHacks |
料金 | ¥89,800 |
公式ページ | https://skill-hacks.co.jp/writing-hacks-2/ |
特徴 | ・Webライター界で言わずとしれた沖ケイタさん運営 ・100本以上の動画講義 ・回数無制限のLINE質問 ・添削3回 ・案件の取り方まで解説 |
Media Labo
サービス名 | Media Labo |
料金 | 無料カウンセリングにて案内 |
公式ページ | https://medialabo.jp/ |
特徴 | ・ライティングとマーケティングに特化 ・ブログ運営、アフィリエイト案件にも有効 ・料金詳細は無料カウンセリング時に案内 |
ハンドメイドチャンネル
サービス名 | ハンドメイドチャンネル |
料金 | ・少し経験ありコース ¥10,000 ・初心者コース ¥20,000 ・超初心者コース ¥30,000 |
公式ページ | https://handmade-ch.jp/lp/003/ |
特徴 | ・体験費を払ってフィードバックを受けれるサービス ・テストに受かれば文字単価1.5~2円の案件を受注できる ・実名でポートフォリオにできる ・プロライター祝い金10万円がもらえる |
Webライティング講座(ヒューマンアカデミー)
サービス名 | ヒューマンアカデミー通信講座 Webライティング講座 |
料金 | ¥39,600 |
公式ページ | https://haec.athuman.com/shop/g/g1233T011/ |
特徴 | ・ライティングの基礎的な内容がメイン ・Web上のビジネスマナーなども学べる ・試験に合格することで資格を取得できる |
本・無料教材で独学する
Webライターを目指すにあたり、本や無料教材を使って独学する方法もあります。
コストが抑えられることが最大のメリットです。
一方で、Webや文章術に関する一定の予備知識がないと、用語の理解ができず余計に時間を費やしてしまう可能性もあります。
実際に体験してみて理解ができなかった場合は、通信講座やスクールを検討しましょう。
本
全Webライター必読の2冊を紹介します。
通信講座やスクールを利用する方も、勉強の合間にぜひ熟読してください。
写経
写経というのは、文章を写す作業のこと。
スキルの高いライターさんの文章を書き写すことで、文章の言い回しや流れを自然と身につけていくことができます。
字速アップに効果的ですね。
ただし、下手な内容を写経してしまうと逆効果にもなりかねないので、よく注意しましょう。
第一回創作大賞を受賞してるすごい人です。
特に創作大賞の応募作品をプロの編集者が添削するとこうなるは、教材としてもものすごく優秀です。
Webライターとして活動を始めよう
いよいよWebライターとしての活動開始です。
Webライターが仕事を獲得していく方法はさまざまありますが、まずはクラウドソーシングサイトを利用するのがおすすめです。
クラウドソーシングとは
クラウドソーシングとは、インターネットを介して仕事を受発注するビジネス形態のことで、その仲介をしているのがクラウドソーシングサイトということになります。
おすすめのサイトを紹介していきます。
どれも登録は無料なので、とりあえず全て登録しておきましょう。
クラウドワークス
サービス名 | クラウドワークス |
公式ページ | https://crowdworks.jp/ |
特徴 | ・案件数が業界トップクラス ・無料で受けられるWebライター検定がある |
クラウドワークス テック
サービス名 | クラウドワークステック |
公式ページ | https://crowdtech.jp/ |
特徴 | ・クラウドワークス運営 ・継続案件が多い ・アドバイザーのサポートがある |
Lancers
サービス名 | Lancers |
公式ページ | https://www.lancers.jp/l |
特徴 | ・中、上級者向けの案件が多い ・文字起こしやデータ入力案件など、ライターのスキルを活かした別の案件も見つけやすい |
Craudia
サービス名 | Craudia |
公式ページ | https://www.craudia.com/ |
特徴 | ・手数料業界最安値 |
ココナラ
サービス名 | ココナラ |
公式ページ | https://coconala.com/ |
特徴 | ・ライター以外の案件も豊富 ・多ジャンルで仕事をしていきたい方におすすめ |
案件の選び方
いざ仕事を探してみると沢山の案件があり、どれを選べばいいのかと悩んでしまいます。
以下、案件を選ぶ際のポイントです。
- 文字単価
- ジャンル
- 添削、フィードバックの有無
それぞれ解説します。
文字単価
目安とすべき文字単価は「1円」です。
実際に案件を検索してみると、文字単価0.1円などの案件が多数存在します。
初心者のころは自信の無さから、ついついこういった案件に応募してしまいがち。
しかし、こういった案件には初心者ライターを狙った悪質案件も多く、何より納品後の報酬額を見たときに心が折れてしまいます。
ここまで辿り着くまでに、たくさんの努力と勉強をしてきたあなたなら大丈夫。
自信を持って文字単価1円以上の案件に応募してみてください。
また、ライター案件には「テストライティング」が必要なものも多いです。
案件応募
テストライティング
本採用
継続依頼
多くの案件はこのような流れです。
いわば採用試験ということですね。
テストライティング時の報酬は多くの場合、本採用時より安く設定されています。
しかし、中には本採用時と変わらぬ報酬を設定している場合があり、こういったクライアントは本採用後も良好な関係を築ける可能性が高いので、応募の際の参考にしてください。
ジャンル
Webライターの案件には、クライアントの「こういったジャンルの記事を書いてほしい」が記載されています。
今まで自分が経験してきた仕事や趣味など「人より少しは詳しいかな」と思えるジャンルを選ぶのがおすすめです。
見つからない場合は
「これから覚えたい・やってみたい」
「興味がある」
でもいいでしょう。
記事の執筆にリサーチは必須です。
今まで全く経験したことがなく興味もないようなジャンルはリサーチに多くの時間を奪われます。
調べていても内容の理解に時間がかかり、フラストレーションもたまってくるでしょう。
将来的にはどんなジャンルもこなせるライターになれることが理想ではありますが、今はライターとしての「自信」と「実績」を作っていく段階です。
得意ジャンルでスムーズに作業が進んでいくことで、モチベーションアップにも繋がります。
添削、フィードバックの有無
初心者向けの募集の中に、添削やフィードバックをしてくれる案件があります。
文字単価1円が目安ではありますが、フィードバックある場合は検討の余地ありです。
添削・フィードバックはスキルアップに大きく貢献します。
添削やフィードバックを受けるために、有料のコミュニティーや教材を利用するライターも多いです。
報酬は少ない場合が多いですが、勉強と割り切って応募する価値は十分にあるでしょう。
採用される応募文のコツ
応募する案件を決めたら、提案文を作らなければなりません。
クライアントはたくさんの応募の中から、限られた人にのみ発注をします。
応募の際には「提案文」が必須で、一般の仕事で言うところの「履歴書」だと思ってください。
クライアントは主に提案文の内容をもとに発注者を選びます。
プロフィールページでのアピールが関係がないとは言いませんが、応募者全員の細かな情報まで目を通すとは考えづらいです。
提案文の重要さが伺えるかと思います。
提案文を作る上でもっとも重要なのが「相手にどのようなメリットを与えられるか」をアピールすること。
とはいえ、始めたばかりで実績の少ないライターは、アピールポイントが少なく何を書いていいか分からないですよね。
そんなときは以下のようなことをアピールしてみてください。
- 執筆ジャンルに関連する経験
- レスポンスの速さ
- ライティングに関する資格
執筆ジャンルに関係する経験やライティングの資格は、良質な記事を書けるアピールになりますし、レスポンスの速さはどんな仕事でもプラスポイントです。
クライアントは夜間や土日は稼働していないことが多いので、平日の昼間にやり取りが可能な人はこれもアピールポイントになるでしょう。
自己評価の低いHSPは「初心者です」など保険をかけた文言を入れたくなってしまいますが、これはNGです。
発注者が、わざわざ初心者に依頼する理由はありません。
実績が増えてきたらポートフォリオも掲載しましょう。
ポートフォリオとは簡単に言うと仕事の実績です。
実際に自分が書いた記事を掲載します。
どんな文章を書いているライターなのかが分かれば、クライアントは発注をしやすくなりますよね。
過去に執筆した記事をポートフォリオとして利用したい場合は、一度クライアントに許可をもらいましょう。
ポートフォリオにできる記事がない方は、ブログを立ち上げてイチから執筆するのもおすすめです。
Webライターとして独立するために必要な準備
ここからは専業Webライターとして独立を目指す方に向けた準備を説明していきます。
ブログを開設する
まずはブログを開設しましょう。
理由は以下のとおり。
- 案件が受注しやすくなる
- 将来的に収益化を目指せる
それぞれ解説します。
案件が受注しやすくなる。
クライアントはどんな文章を書くライターなのかが分かると、発注しやすくなります。
ブログはその実績を証明するツールです。
利用するブログサービスは「WordPress」一択。
WordPressは全世界で利用されているサービスで、日本国内でも多くの企業が利用しています。
実際にクラウドソーシングサイトでも、WordPressの操作まで含めた案件は多いです。
WordPressでブログを開設する際には、レンタルサーバーが必要になります。
無料で利用できるサーバーもありますが、これはおすすめしません。
無料サーバーは自動で広告が挿入されてしまったり、いきなりサービスが終了してしまう可能性があるからです。
WordPressの操作を覚えることで受注できる仕事の幅も広がりますし、有料サーバーを利用していることで、クライアントからも覚悟のあるライターとして認識され、受注率アップにも期待できます。
Webライターは始めるハードルが低い分、スキルの低いライターが多いのが実情です。
その中で、自己投資をしっかり行っているライターはクライアントにとって好印象となるでしょう。
自分のモチベーションの維持にも繋がりますね。
将来的に自身のブログで検索1位の記事を書けるようになれば、より高単価な案件も受注しやすくなります。
将来的に収益化を目指せる
Webライターとブロガーはかなり近い職種と言えます。
双方がそれぞれのスキルを活かせる関係性にあるため、両立しているライターは多いです。
即金性の高いWebライターに対し、ブログは収益の発生までに時間が必要です。
しかし、軌道に乗ってしまうと「半不労所得」的に収益を得られるようになり、独立後の生活の一助となるでしょう。
「半」不労所得と言ったのは、時代の変化に合わせたリライトや新記事の作成が必要になるため、完全放置で収益を得続けることができないためです。
まずは副業で実績を作る
現状の生活に疲れ果てているあなたは、すぐにでも独立したいと考えるでしょう。
しかし、Webライターとして生活していくためには、しっかりとした実績を作り、計算できる収入を得られるようにしなければなりません。
最初のころは時給換算300円を覚悟してください。
これでは生活はできませんよね?
今はもう少し歯を食いしばり、実績と自信を積み上げましょう。
独立を判断する目安
「時速1000字」「文字単価2円」を目指しましょう。
1000字2円とは言いましたが、それぞれの項目は双方に補うことができます。
時速が上がらなければ稼働時間で補うことができますし、文字単価が上がらなければ時速を上げて補うこともできます。
また、独立の際は複数のクライアントと取引することを意識すると良いです。
どんなに長くお付き合いしているクライアントでも、無限に仕事を発注してくれるとは限りません。
事業撤退もありえますし、倒産してしまうことだってあるかもしれません。
そのときにひとつのクライアントのみと取引をしていると、自分も路頭に迷ってしまいます。
このようなリスクを回避するために、複数のクライアントとの取引を意識しましょう。
【まとめ】HSPはWebライターと相性良し!
HSPはWebライターと相性が良いです。
理由は以下のとおり。
- 深い情報処理能力と高い共感力
- 仕事量を自分でコントロールできる。
- 人間関係が必要最低限
- 仕事の場所を選ばない
初期投資も少なくしっかりと稼いでいくことも可能で、ブロガーやYouTuberなど活躍の幅を広げていくこともできます。
スキルの習得にはスクールを利用する方法と、独学で学ぶ方法があります。
時短していち早く収入を得たい方はスクールを利用しましょう。